ナガエツルノゲイトウの大繁殖は釣り人のせい!?
2021年06月08日
「地球最悪の侵略的植物」淡路島で畑に広がる…駆除作業実らず「もはや住民だけでは防げない」
2021/06/07 12:59
「地球上で最悪の侵略的植物」とも呼ばれ、兵庫県洲本市のため池で確認された特定外来生物の水草ナガエツルノゲイトウが、周囲の畑などに広がっているのが見つかった。農地での確認は県内初といい、駆除などで支援してきた市民グループは「もはや住民だけでは防げない。県や市が早急に対応しなければ、急拡大する」と危機感を募らせる。(山口博康)
乾燥や塩分に強く、水陸を問わず、茎や根の一部からでも増殖するため、堤の草刈りで飛散したり、農機具や長靴などに付いたりして広がった可能性がある。
ブラックバスなどの生息地で多く見られ、釣り人が媒介している可能性が指摘されている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210606-OYT1T50168/
ナガエツルノゲイトウの繁殖ぶりは凄まじいものです。
私のフィールドでも現在大繁殖中です。流れの強い大河川はあまりないのですが、緩やかで川幅が狭い、ワンドの部分はモサモサと生えていますね。
鯉の隠れ家となっているので、ポイントにもなるものの、弊害の方が圧倒的に強いです。むしろ、無い方が釣れるんじゃないの…?という感じです。
畑にもやってくるとは恐ろしい話です。
先日、釣り場であまりに鬱陶しかったので、4㎡くらいのナガエツルノゲイトウを引き上げ、蛇籠部分に放置しました。ヘラ爺ポイントは割ときれいです。当番制なのかなんなのかわかりませんけど、組織的に釣り場を整備しています^^;
地面に乗せれば枯れて腐ります。
が、地面にもひっついてしまうとは。
節々に根っこみたいなのがついていて、見ているだけで腹立つんですよね…。
根こそぎ取らないとすぐに繁殖するツワモノです。
気になったのが…、
>ブラックバスなどの生息地で多く見られ、釣り人が媒介している可能性が指摘されている。
なんか、バサーが悪いみたいな書き方ですよね。仕掛けがナガエツルノゲイトウに引っかかって、それがどこかにすっ飛んで繁殖。靴にくっついて繁殖ということを言いたいのでしょうけど…、
人よりも大型の水鳥、川の流れが大きな原因だと思います。
コブハクチョウなんて、ナガエツルノゲイトウをかき分けて進んできますし、大雨が降って、ナガエツルノゲイトウがひとかたまりになってどんぶらことやってきますからね。
原因はこちらのほうが大きいかと。
ゴミがあるのは釣り人のせい。
環境破壊は釣り人のせい。
何かに付けて釣り人のせいにされがちな気がします。
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