外来魚飼育して生き餌をあげていたら、外来種野放しとほぼ同じ?
先日、息子と公園で遊んでいた時のこと。
そこは野池のような状態になっており、ヘラブナなどが住んでいます。私が釣りをしないポイント^^;
ふと見ると、綱が欄干に巻きつけてあります。
お魚キラーが4つ。
しばらくして仕掛けた人が回収しにやってきました。
色黒でタトゥーの入った人でしたが、興味本位で聞いてしまいましたw
中身は大量のエビと小魚。多分モロコとモツゴが大半だと思います。小鮒などもいるかもしれません。
「そんなたくさん取って飼うんですか?」
「エサっす。ペットのエサっす」
「肉食の外来魚でも飼育しているんですか?随分食べますね」
「ッス」
何百という小魚とエビを回収。
週に一度だとしても、相当数の魚が持って行かれていますね。
回収したあとにまた設置していましたし。
どんな生き物を買っているかわかりませんが、仮にレッドテールキャットフィッシュみたいな肉食魚だったら、野生に放たれたのと同じようなものです。これだけ大量に回収するわけですから。
肉食外来生物を外国から持ち込むのは生態系が壊れる。と言われていますが、飼育していても生き餌にこだわると、結局在来生物の大量捕獲につながってしまいます。
我がフィールドではアカミミガメの大繁殖が大問題。
https://www.env.go.jp/press/101292.html
https://www.env.go.jp/nature/intro/3control/files/r_akamimi_tebiki.pdf
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/akamimi.html
外来生物の販売は、私などが文句を言ってもごまめの歯軋り。
それならばせめて、生き餌じゃなくて、キョーリンの高額なエサを大量に購入してお金使って。外来生物の販売は規制してほしいなあ・・・アカミミガメとか危険すぎます。
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